フォントブログ 〜PETITBOYS pres. STYLE OF DESIGN〜

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 2003.9. 1

何というフォントか探す前に、尋ねる前に…【必読】

デザイナーがデザインした書体
まずロゴならロゴで以下のことをふまえましょう。

デザイナーがそのロゴのためだけに文字をデザインしたものがあること
とあるもののために、必要な文字だけでもデザインすることはよくあります。
要するに全文字作成してフォント化してないということです。
またIllustratorでちょこっといじったり、フィルタをかけたりするだけで、
基盤にした文字の印象がガラっと変わることも知っておきましょう。


企業、商品の書体
そして大事なのが “CIとしてのフォント” があるということです。
CIとは "Corporate Identity" のことです。
一見あの書体かなぁ…と思いつつも微妙に違い、結局何なのか分からない…
という場合はほとんどこれに当てはまります。つまり、

フォントメーカーからライセンスを受け、企業書体として使われている
ということです。

良い例が Apple のフォントです。ひと昔まではガラモンド系、現在はサンセリフ系ですが、
Apple は企業としてのフォントを持っており、それが Apple Garamond と呼ばれているわけです。
現在はMyrid 系だと言われていますが、この場合も同じです。
他にもIBM、Adobe から、有名ブランドの LOUIS VITTON まで“CIとしてのフォント”を持ってます。

もちろん企業秘密なわけですから、偽物等が出回らないためにも一般に示されることはありません。
なので、「〜の商品、企業の書体は何か?」と聞かれても、
明解な答えが出せないのはこのためです。
欧文に限らず、日本語書体も同じです。銀行の“〜銀行”のロゴタイプをよく見てみましょう。すべてオリジナルデザインです。


フォントのライセンス
先に結論を挙げておきます。

同じ書体でも、ライセンスによって書体名が変わってしまうことがある
ライセンスによって、名前が同じでも値段が違うこと、タイプフェイスに違いがある
同じようなデザインの書体がどうしても出てきてしまう
フォントのライセンス問題は、複雑多岐で未だよくわからない部分があります。
上で挙げたように、同じ名前を名乗っているのに、中身が微妙に違ったり、
値段まで違うわけですから、フォントを購入される際には慎重にならなくてはいけません。

高ければいいのかというと、そうでもありません。要は好みの問題です。
好きなもの、気に入ったものを購入すればいいわけです。


海外のフォントサイト
フォントコレクターサイトが海外等にたくさんありますが、
著作権情報がないものは利用すべきではありません。信用できないからです。
フリーフォントじゃなく、お金を払って買う製品版フォントも含まれている可能性があるのです。

前述、書体の数は星の数ほどあり、どれが製品版であるかということを、
曖昧なままにしてしまっているところ、知らないでいるところがたくさんあるわけです。
またフォントコレクターサイトが関与した情報交換も控えるべきです。
フォント初心者の方は、とりあえず以下のサイトをご覧になることをおすすめします。

フリーフォントのマナー。
http://fonts.web.fc2.com/m/

 
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