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 2006.2.25

“Frutiger”という書体

Frutiger”という書体に関して、自分の備忘録としてまとめてみます。
この記事は必要に応じて加筆していく予定。
Frutiger

Adrian Frutiger という著名な書体デザイナーが自身の名前を書体名にした制作したもので、
1960年代にフランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港のサイン用書体として制作。
“読ませる”ということより、“認知させる”ことが重要なサイン書体において、
この書体は大変すっきりしたデザインで、見やすくデザインされている。
(※例えば“a”は“o”と見間違えないようにするとか)

現在においてもサイン用書体として定番の地位を確立しており、
オランダ・アムステルダムのスキポール空港では、
この書体を超ダイナミックに使用していることは、『デザインの現場』等で有名な話。
Frutigerづくし!アムステルダム・スキポール空港のサイン
http://www.petitboys.com/design/mt/archives/000266.html
日本においても、民営化した東京メトロのサインデザインリニューアルで
以前使われていた “Akzidenz Grotesk”を廃止し、こちらが採用されている。
ちなみにJR東日本でも〜番線の部分の数字も“Frutiger”。
東京メトロ - 新しい旅客案内サインシステムの主な変更点について
http://www.tokyometro.jp/news/2005/2005-32_1.html

Adrian Frutiger は、この他にも様々な有名書体を制作している。
代表作は “Univers(ユニバース)”。ご存知、“Helvetica” と双璧をなす書体。
OCR-B”はバーコードなど、コンピュータが読み取るために使われている。
JALの新ロゴにも採用された “Avenir (アヴェニール)”は、2000年<訂正>1988年制作の書体。
のちに改良版の“Avenir Next”も登場。
“Frutiger”自体も2001年に“Frutiger Next”として改良版がリリースされている。

ヘルベチカの本という書籍がありますが、次はぜひフルティガの本希望!


【Adrian Frutigerに関する書籍】
商品画像Frutiger Die Wandlung eines Schriftklassikers
いかにしてFrutigerはFrutiger Nextとなったか?などが書かれている、
Erik Faulhaber 氏による解説書。
ドイツ語で書かれています。



商品画像活字の宇宙 朗文堂タイポグラフィ双書
タイポグラフィに関する書籍に強い朗文堂からの書籍。
アドリアン・フルティガーの制作物からフィロソフィーまで堪能できます。


[Special Thanks] aaaさん、コスゲタケシさん、おにおんさん  
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