上海(中国)

Shanghai

中国 China

2017.5.3 – 5.6

flightAir China(中国国際航空)

flight_takeoffNagoya - Shanghai (CCA406) /
flight_landShanghai - Nagoya (CCA405)

hotelNew Harbour Service Apartments

そういえば中国って行ったこと無いな。とりあえず上海でも行ってみようか。そんな軽い気持ちでゴールデンウィーク中の中国渡航が決まった。大型連休中にもかかわらず、中国・上海へ行く人はいない?ということもあり、比較的安く航空券を手配することができた。しかも今回は友人家族とあとから合流して一緒に旅をすることになった。

周知の通り、中国ではインターネットに制限がかかっていて、日本で当たり前にアクセスできるサイトを利用することができないので、事前にAmazonなどで売られている香港のSIMカードを購入しておいた。

約2時間のフライトで、あっという間に上海に到着。世界初のリニアモーターカー上海トランスラピッド(上海磁浮示范运营线)に乗って空港から市街へ向かう。運賃が高く人気がないことで有名で、車内はスカスカだった。リニアモーターカーということで乗り心地を期待していたが、特に大きな感動もなく、あっと言う間に龍陽路駅に到着してしまった。

龍陽路駅が最寄り駅で、浦東・花木路エリアにある上海喜瑪拉雅美術館へ足を運んでみた。現代アートやインスタレーションが展示されており、ショッピングモールも併設された大型の複合施設で様々なショップやカフェがあった。のだが、天気があまり良くなかったのか全く人の気配がせず、開店休業状態だった。

もう一つ、発電所を改装した現代美術館である上海当代艺术博物馆へも行ってみた。発電所を改装した美術館と言えば、ロンドンのTate Modernを思い出すが、発電所のどんよりとした無機質な雰囲気がどこかしら似ていたのが印象的。温度計をイメージしたような煙突が特徴的で、遠くからでもかなり目立つ。
おしゃれなミュージアムショップやカフェが併設されていて、ここで本やエコバッグ、雑貨などを大量購入し散財してしまった。

また、上海のおしゃれスポット衡山坊へも行ってきた。デザイン書を取り扱うDr. Whiteという本屋や、文房具や雑貨屋もあった。

上海観光の定番である豫園エリアは東京で言う浅草のようなエリアで、様々な国の観光客でごった返していた。上海市内はスタバの店舗数がかなりあるのだが、景観に溶け込んだ外観で、どのお店も個性があったのが印象的。

そして夜は外灘エリアで、旅の記念に高級な鉄板焼のお店で夕食をした。そのビルのベランダから日本の高層ビルとは比較にならない、超高層ビルの夜景やイルミネーションを見ることができた。川沿いからも一望することができて、その圧巻な情景に心を奪われた。

政治的に日本と中国は良い関係であるとは言えないが、実際に現地へ行ってみると、そういうのは全く気にならなかった。我々と同じような人が、同じように生活をしている。ただそれだけの事実。
意外にも街中には警察官や清掃員が多く、とても安全できれいな大都市だった。とは言え、ちょっと裏通りに入ると下町っぽい雰囲気もあり、ローカルな中華料理屋さんで食べた中華料理は激安ながらも絶品だった。

いつか機会があれば、中国の他の都市にも行ってみたい。中国らしい中国を自分の目で見てみたい。