ローマ・フィレンツェ(イタリア)

Rome & Firenze

イタリア Italy

2005.9.15 – 9.22

flightAeroflot Russian Airline
(アエロフロート・ロシア航空)

flight_takeoffNarita - Moscow (SU582) connecting_airportsMoscow - Rome /
flight_landRome - Moscow connecting_airportsMoscow - Narita

hotelN/A

生涯一度は訪れたいところといえば、古代都市ローマ。これほど大昔のものがそのまま残っているところは、世界中探してもそれほどないはず。イタリアはずばり歴史の国と言ってもいいかも。

イタリアはご存じ地形がブーツのような形になっていて、南北に国土が広がっている。個人的雑感だが、北へ行けば行くほど治安が良く、南へ行けば行くほど治安が悪いように思われる。北にはミラノやヴェネティア、南にはローマやナポリがある。その中間にフィレンツェがあるといったところ。

実際ローマとフィレンツェは気候がかなり違ったし、ローマではタクシーぼったくりに遭ったりと治安の悪さを肌で感じたが、フィレンツェではそんな気配は全く無かった(…とはいえ、ドゥーモ周辺は悪質なスリに注意)。

ミラノに行けばまた違ったが、今回ローマとフィレンツェということで、デザインの旅というよりは、普通の観光旅行だった。生涯一度は訪れたい、逆に言えば生涯一度でいいかもしれない。世界史をちゃんと勉強していればこんなに楽しいところはないだろうなぁ。

今回ローマ入りするのに使った航空会社はロシアのアエロフロート。パイロットは軍の人だとか、国内線の墜落事故を隠蔽しているとかなんとか良くない噂がいっぱいあり、海外旅行通の人はどちらかと言えば避けがちな航空会社。が、実際に乗ってみると、意外とそんなことはなかった。今ドキの航空会社に比べれば設備は若干古いが、機内食はなかなかおいしかった。

日本路線は問題なかったが、モスクワ〜ローマでは一部奇怪な光景を目にした。それは飛行機が無事着陸すると、ロシア人の方々は拍手喝采。なんなんだろこれ。嵐があったかのように、座席が全部前にぶっ倒れているのにもビックリ。

あとモスクワの空港は薄暗くてかなり怖かった。電力不足との噂も。免税店の店員さんの無愛想っぷりも笑えた。

ようやくローマ・フィウミチーノ空港に到着。空港からはレオナルド・エクスプレスに乗れば、市内の中央駅テルミニ駅にすぐアクセスできた。

ここでアメリカに留学する妹と待ち合わせた。そう、今回は妹との二人旅。アメリカからローマへ、一方は日本からローマへ向かっていた。

ホテルは二つ星のところを選んでしまったためか、最悪だった。トイレの便座の真上にシャワーが設置されている。意味が分からない。部屋にはなぜか浮世絵が飾られていて怖い。

荷物を置いてとりあえず、初のイタリアでのイタリア料理。イタリア料理は日本人にも馴染みがあることもあり、どれを食べてもうまい。食事に関しては、ヨーロッパではイタリアが最高だろう。

ローマ市内の観光は、日本人ガイドの観光ツアーを申し込んでいた。そのほうが色々と解説を聞けていいかなっと思ったので。そんなわけで、トレヴィの泉やコロッセオ、フォロ・ロマーノなど主要な場所は一通りまわった。コロッセオは人が多くて中に入れなかったが、遠くからでもそのすごさは十分満喫できる。

カトリックの総本山、バチカン市国にも行ってきた。サン・ピエトロ広場は数々の映画の舞台にもなっている有名な場所だ。サン・ピエトロ大聖堂(ドゥーモ)にも登った。暑くて汗だくになったが、頂上まで登るとローマ市内が一望できる。ちなみにバチカン市国にも郵便局があり、そこで切手を貼って手紙を投函している人も数多く見られた。ポストの色は黄色。

電車に乗ってフィレンツェにも行ってきた。日本で言えば京都のようなところで、こぢんまりとしたところだが、古き良きものが沢山残っている。実際ローマよりもフィレンツェのほうが教会の数が多いとか。

フィレンツェといえば、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、通称ドゥーモが有名だ。「冷静と情熱のあいだ」の舞台になったところでもある。一際存在感があり、そのすごさに圧巻される。とにかくすごい。

それぞれが日本、アメリカに戻って今回の旅は終了。イタリアは他にも魅力的な都市が沢山あるので、是非ともまた訪れたい。