Norway

Oslo

ベルリンから飛行機で2時間以内にノルウェーの首都オスロに到着。格安航空会社を使えば、安く早く違う国へ遊びに行けてしまうのは、ヨーロッパの魅力だ。

北欧4カ国のうちノルウェーだけ訪れたことがなかったので、地図の穴埋めをする意味でとても楽しみにしていた。フィンランド、スウェーデン、デンマークは日本でも知名度が高いが、ノルウェーというとあまり思い浮かぶものが無いかもしれないが…。

無事にオスロ・ガーデモエン国際空港に到着。空港はデンマークのカストラップ空港と似た雰囲気を持った、北欧らしい木のぬくもりが溢れる美しい空港だった。

さっそく高速列車のエアポート・エクスプレス・トレイン (Flytoget) でオスロ中央駅へ移動。
車内はびっくりするほどキレイでおしゃれ、そして静か。日本で言う成田エクスプレスみたいな電車だが、20分しか乗らないのに大人1人¥3,000近くもする。物価が高いことで有名なノルウェーだから仕方がない。

無事オスロ中央駅へ到着し、まずはホテルへ向かう。駅を出るとやっぱり北欧の街…かと思ったのだが、何やら不気味で不穏な雰囲気を感じる。駅前は昼間から酒盛りしている連中や、路上で昼寝をしている人がたくさん。あれれ?

誰かに跡をつけられているような感じをしながら、何とかホテルに到着。荷物を置いてオスロ・オペラハウス (Operahuset) まで散歩をする。

Casa BRUTUSなどにも取り上げられたことがある斬新な建築のオペラハウスで、海に面しているためとても気持ちがいい。
外観だけでなく、内装もかなりこだわりがある造りとなっている。訪れた人は、皆のんびり寝転がったり、世間話をしたりしていた。

ノルウェーといえばムンク。ムンク美術館 (Munch-museet) で本物のムンクの叫びを見て、併設するカフェでムンクの叫びケーキを食べた。やはり物価が高く、1個¥800もする高いケーキだ。

 

ノルウェーもいいよね〜で終わればよかったのだが、大きなトラブル発生。

翌日早朝便でフィンランドのヘルシンキへ日帰り旅行をしたのだが、オスロ中央駅で中東系の若者グループに囲まれてしまい、財布を強奪されてしまったのだ!

攻撃的な感じではなく、「ヘイメン!柔道しようぜ!」などとフレンドリーに話しかけ、サッと財布を抜き取った。そもそも財布を後ろポケットにいれていた自分が悪いのだが、結局仲間同士のキャッチボールで遠くへ財布が行ってしまい、追いかけても追いつけず(本当は追いかけてはいけない)、取り返すことは不可能になった。

予備用のクレジットカードとホテルのキーカード、フィンランド用の€80、あとノルウェークローネが少しぐらいしか入っていないセカンド財布だったのが不幸中の幸いだ。

ヘルシンキから戻ったあと、初めて海外で警察署へ行って被害届を発行してもらった。こういうピンチな時に、意外とペラペラ英語がしゃべる自分に驚く。ホテルのスタッフにキーカードが盗まれたことを伝えると、この上ない驚きの表情をされた。

…実はこの話には続きがある。帰国後にノルウェーの日本大使館の方から実家に「あなたの財布が見つかった」と電話があったのだ。その財布にパスポートのコピーを入れていたので所有者が判明した。足がつかないようにするためか、クレジットカードはそのまま。現金だけ抜き取られて、ドブに捨てられていたのを警察が発見したそうだ。大使館の方曰く我々の滞在したホテルへ向かう通りは、ものすごく治安が悪く、スリが多発しているとのこと。今思い返せば、跡を付けられているような感じがしたのも納得。

見つかった財布をオスロまで取りに来るか聞かれたが、さすがに行く気はしなかったので処分してもらった。妹のお古のヴィトン財布だった。

写真は帰国後自宅に送られてきた盗難証明書。ノルウェー語で読めないが、今となっては大切な宝物である。

ヘルシンキへ続く