英語学習におすすめの本(リーディング・リスニング編)

2023.6.22

英語学習を初めて様々な本を買ったり、abceedのProプランで使える教材を試してみたりしている日々ですが、2年が経って個人的におすすめできる本を6冊ほどまとめてみました。私はTOEICのリーディングとリスニングに軸を置いているため、ライティングやスピーキング、英会話の分野については分からないですが、これから学習する人の参考になれば幸いです。

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TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEICのPart 5の文法問題がひたすら1,000問以上掲載されているTOEIC学習者必須のベストセラー本。著者は金のフレーズで有名なTEX加藤氏。abceedのProプランで購読できるため、アプリで一問一答スキマ時間にゲーム感覚で全問を解いていきました。一部の難問において解説が淡白な部分もありますが、とにかく数をこなしたい人におすすめ。繰り返し学習することできっと力になるはず。

TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問

Part 5の文法問題が黒本の「文法問題 でる1000問」なら、Part 2の応答問題なら黄本の「応答問題 でる600問」。こちらもabceedのProプランで購読できるため、聞いて→答えるを繰り返し、600問以上ある日常的な会話の応答問題をゲーム感覚でひたすら解いていく。いやいやその返答は無いだろ的な難問もありましたが、繰り返すことでリスニングだけでなくスピーキングも上達できそうです。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC学習者で知らない人はいない?単語やフレーズがまとめられたTEX加藤氏の超定番のベストセラー本。実際この本で勉強をすると分かりますが、本当にTOEICの問題によく出るものばかりです。何度も繰り返し、ボロボロになるまで勉強をすればきっとスコアアップにつながるはずです。この本のレベルが難しいと感じる場合は、1ランク下の姉妹本である銀のフレーズがおすすめです。

英検準1級 文で覚える単熟語

TOEICばかりだと内容が若干偏ってしまわないよう、英検の本も使い始めてみた。個人的に英単語を1つずつ単体で覚えていくという単調作業ができないタイプなので、英文を読みながら英単語を覚えるようにしています。

abceedのProプランでアプリを使って、リスニング→単語確認→再度リスニング→シャドーイングの流れで、毎日1つずつ文章を攻略中。今の自分のレベルだと、2級は知っている単語が多く、1級だと難しすぎるので、間を取って準1級にしました。文章は最近の時事問題になっているのが取っつきやすくて良いです。

真・英文法大全

スタディサプリの名物講師として有名な関 正生先生の英文法本。尊敬する関先生の本は他にも多数ありますが、900ページの厚みがあり、まさに集大成といった完成度となっています。TOEICはもちろん、大学受験や日常会話や海外旅行の分野にも対応。ネイティブの意見を取り入れながら、途中ボケも入りつつ分かりやすく丁寧に解説されています。

この本を一通り読んで感じたのは、英文法には例外がたくさんあるということ。本当は文法的に間違っているけど、ネイティブは普通に使っている事例は多い。1つの正解に固執せず、柔軟に対応できるようにしたいです。とはいえまずは正しい英文法を身につけることが大事です。

Distinction 2000

英語学習のYouTuberとして有名なATSU氏の英単語本。公式オンラインストアでしか購入できない同氏のネイティブがよく使うフレーズやスラングをまとめたDistinctionシリーズとは異なり、Distinction 2000はTOEICや英検、高校生など対象が幅広く設定されていて、本屋で一般販売されている。最近はアプリ版もリリースされています。デザインがスタイリッシュで俗っぽく無いため、気兼ねなく持ち歩いたり、外で学習したりできます。

様々なジャンルの英単語が選ばれているため、偏ることなく覚えることができます。ジャンルによっては学術的でマニアックな単語もありますが、全体的には一般的な難易度の単語が多く、異なる品詞や派生語が複数掲載されています。またネイティブが会話で使っていそうな例文は、英会話の場面でも活用できそうです。5周ぐらい学習しましたが、忘却曲線に沿った復習(Active Recall)が中盤以降に数が多くなって苦しくなるのと、音声データが使いづらいのが少し難点です。