よく使うおすすめのWordPressプラグイン10選

2024.7.10

ノーコードツールが流行っている昨今ですが、オリジナルのデザインで部分的に導入することもできるため、特に中小企業や個人サイトの制作の現場では便利なWordPress。私自身がよく使うプラグインを10個まとめてみました。

WordPressのプラグインは信頼できるもの、アップデートされているものを厳選して使うようにしています。入れ過ぎは不具合の原因にもなるので注意!

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1. Advanced Custom Fields PRO

カスタムフィールドを大幅に拡張できる超便利なプラグイン。UIまわりの制御はもちろんのこと、単に入力項目を増やすだけでなく、繰り返しフィールドや自由自在な柔軟コンテンツも実装可能。最近だとカスタム投稿タイプやタクソノミーの設定もできるので、Custom Post Type UI (CPT)のプラグインが不要になりました。私のとっては、このプラグインが無かったらWordPress案件を受注しなかったと言っても過言ではないくらいレベルです。サブスクでの課金となりますが、Pro版推奨です。

2. My WP Customize Admin/Frontend

管理者や編集者などWordPressの権限別に、管理画面のアクセスできるページを制限をかけることができる便利なプラグインです。納品時に管理者権限でクライアントに渡してしまうと、システムのコア部分をいじられてしまい不都合なことが起こってしまいがちなので、あらかじめアクセスできないようにしておきます。なお権限を選択するには無料のアドオン「Select User Roles」を別途ダウンロードする必要があります。

3. Simply Static

WordPressで生成したページを静的なHTMLとして出力することができるプラグインです。万一のトラブルに備えて一時的に静的HTML版のサイトで凌ぐことができそうです。また大量のページをWordPressで生成し、HTMLとして公開したいときにも使えそうですね。

4. UpdraftPlus

WordPress本体のアップデートやプラグインの互換、データベース、PHPのバージョン、サーバのトラブルなど、不測の事態に備えて、自動で定期的に任意の場所へバックアップを行ってくれる便利なプラグインです。データベース、プラグイン、テーマ、アップロードファイル、プラグインなどをバックアップでき復元も可能。私の場合、バックアップデータはDropbox経由で保存するように設定しています。サイトがあるサーバへの保存もできますが、サーバにトラブルが発生した場合データが復元できなくなってしまうため。

5. SiteGuard WP Plugin

全WordPressユーザーインストール必須のセキュリティ強化プラグイン。小難しいこと設定をすることなくログインページのURL変更や画像認証、ログインアラートなどがオールインワンで設定できるので非常に便利です。インストールしてログイン履歴を見てみると、アクセス数の少ないサイトであっても、かなりの数の不正アクセスがあることが分かります。不正アクセスやセキュリティ面では不安が多いことで悪名高いWordPressですが、このプラグインを使ってしっかり対策を。

6. LightStart

この手のプラグインはいくつかありますが、WordPressをインストールした直後にメンテナンスモードにして、第三者からの閲覧を制限できるプラグインです。管理画面へアクセスしたときだけ作成中のサイトを閲覧できるので便利です。

7. Category Order and Taxonomy Terms Order

カテゴリやタグ、タクソノミーをドラッグアンドドロップで直感的に並び替えることができるプラグイン。シンプルな使い勝手が気に入っています。

8. Imsanity

アップロード時に巨大な画像データを自動でリサイズ・圧縮してくれる便利なプラグイン。スマホやデジカメで撮影された生データをそのままアップロードしてしまうとページの表示速度が遅くなったり、サーバの容量がひっ迫してしまいます。画像加工やリサイズの作業が難しいクライアントのときは必ず入れています。

9. XO Event Calendar

営業日やイベント日をカレンダーとして表示することができる便利なプラグインです。日本の慣習に合った国産プラグインなのでとても使いやすいです。

10. WP-PageNavi

一覧ページ(アーカイブ)にページ送り機能を付けてくれる便利なプラグインです。出力数やテキストを変更することができます。見た目の調整はCSSで。このプラグインは昔からありますね。

WordPressセキュリティ大全

Webサイトには、サイトの改ざん、個人情報の流出、迷惑メールの踏み台などのリスクがあります。特にWordPressは狙われており、サイトの運営者は相応の知識が必要になります。