前回「私の人生に影響を与えたゲームソフト5選」として5つのゲームを挙げてみましたが、我が人生を振り返ればまだまだあるなということで、続編としてさらに5つを追加してみました。
6. R4 RIDGE RACER TYPE 4
プレイステーションの本体発売日と同時発売のローンチタイトルとして伝統を誇るリッジレーサーシリーズの異色作。これまでレースゲームというものは、リッジレーサーも例外ではなく、いかにも“車”感があったのですが、そのイメージを見事に覆したハイセンスなレースゲームこそがこのR4です。
ゲームとしてのデザインはもちろんのこと、特に衝撃的だったのがオープニングムービー。これまでのズンジャカ系テクノミュージックから、おしゃれなヴォーカル入りのハウスミュージックが使われ、(少々突っ込みどころはあるが)音楽に合わせてテンポよくストーリーが展開するというレースゲームとしては想像ができないオープニングでした。これを観て将来自分もクリエーターになりたいと思ったような気がします。
残念ながら近年はリッジレーサーシリーズの完全新作はリリースが無くなってしまいました。この記事を書いている頃、PS5/PS4でPSPのリッジレーサーズのリマスター版が発売されたので、懐かしみながらプレイをしていますが、本当は最新技術を使った“凄い”リッジレーサーをプレイしたいと願う今日この頃です。
7. Minecraft
世界で最も売れているゲーム…であるのにも関わらず、マインクラフト(マイクラ)をプレイしたのは実は最近のことで、当時5歳の娘に誕生日プレゼントとして買ってあげたのがきっかけでした。YouTubeを観て自分もやってみたいとのことでしたが、娘以上に私がハマってしまいました。冒険をしたり、敵を倒したり、植物や動物を育てたり、建物を作ったりと目的は人それぞれで、まさに“何でもできる”という自由度が非常に高いゲームです。単にモノづくりだけでなく、状況判断が求められることも多いことからプログラミングの教材としても使われるなど、ゲームを通して学べることがものすごく多いです。2011年にリリース以降もアップデートやイベントが頻繁に行われており、この先もずっと遊べるゲームではないでしょうか。
私自身は高層ビルや塔を建てたり、トロッコを使って地下鉄を繋げたりするのが日課でした。ポコポコと地道にブロックを積み上げたり、採掘しているとき、なぜか妙に心が落ち着くんですよね。シムシティが好きだった自分の子ども時代にこんなゲームがあったらので、きっと時間を忘れて街を作っていたと思います。

ガチ建築勢の足元にも及ばないですが、(何度も転落死をしながら)様々な高層ビルを作っていました。
8. DanceDanceRevolution
ダンスダンスレボリューション(DDR)と言えば、高校生の頃、当時東芝EMIが発売していたダンスミュージックコンピレーションCDであるDancemania(ダンスマニア)シリーズがが大好きで集めていたということもあり、その楽曲がゲームとして遊べるとのことで迷う間もなく始めました。
東京のゲームセンターでは人だかりができて、周りを巻き込んで盛り上がるほど大人気のアーケードゲームだったのを覚えています。田舎ではだいぶ遅れて、近所のローカルなスーパーの一画に設置され、こっそり遊びに行っていましたが、家庭用ゲームとして移植されたことで、自宅で人目を気にせず、マット型の専用コントローラーがボロボロになるぐらいプレイをしました。学校帰りの友人がDDRをプレイしによく遊びに来ました。難しいモード(Maniac)で華麗な足捌きを披露し尊敬されていました私。40歳をすぎた今、当時のように足が動くんでしょうか。
9. ファイナルファンタジーXV
前回ファイナルファンタジーVIIを挙げましたが、もう1つ選ぶなら15作目にあたるファイナルファンタジーXV。当時はホストのような男4人組がイカツイ車に乗って世界を駆け巡るという、ファンタジーとはかけ離れた世界観で大批判を浴びていました。
しかしながら実際にプレイをすると、ちゃんとファイナルファンタジーとしての筋は通っていて、なおかつそれぞれのキャラクターの個性が際立っており、ストーリーのほうも感動的で泣ける話となっています。ストーリーの前半はオープンワールドで車に乗ってドライブ感覚で好きな場所へ行くのが楽しいし、私自身が男同士で旅に出るという経験があまり無かったので、かなり新鮮な体験でした。世間話をしたり、からかったり、時には喧嘩をしたりと、男の友情っていいなぁと思いました。
追加のDLC(ダウンロードコンテンツ)もすべてプレイしました。残念ながら全キャラクター分はリリースされず開発中止になったそうですが、映画やアニメ、小説にも派生して様々な視点からファイナルファンタジーXVの世界を楽しむことができました。こんなに面白いのに、なぜ当時は批判されていたんだろうか。ファイナルファンタジーシリーズの中ではお気に入り作品の1つです。
10. ドラゴンクエストX オンライン
最後にドラゴンクエストからも追加。ドラクエXは私にとって実質初めて遊ぶオンラインゲームでした。子育てが忙しくなってしまった2019年に止めてしまいましたが、2012年の発売日以降、ほぼ毎日ログインをしてプレイをしていました。
国民的なゲームであるドラクエとはいえ、オンラインはちょっと…という感じで敬遠してしまっている人は多いと思います。しかし実際プレイしてみるとドラクエ愛に溢れるたくさんの人と共に遊ぶことができて楽しい日々でした。チームに所属すると一緒に冒険する仲間が増え、それぞれの職業で役割分担を決めて強ボスを倒しにいったり、ストーリーの進行を手伝ってもらったり、やはり中身がある人とやるのは楽しいです。中でも僧侶は責任重大で仲間が戦闘不能にならないよう神経使うし、パラディンは仲間を守らないといけないし、戦士や魔法使いはダメージを与えて倒さないといけない。どの職業にも長所短所があることを実感します。
さらにハウジングや釣り、カジノなどのミニゲーム等々、とにかく自分自身がドラゴンクエストの世界にいる感覚です。もう何年もログインをしていないけど、チームのみんなは元気だろうか。レベル105の魔法使いのまま時が止まっています。

チームでコインボスを倒しに行ったときの記念写真(2014年)
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といったところで、前回につづいて合計10個の思い出ゲームを挙げてみました。思い起こせばまだまだたくさんあるので、また気持ちがまとまったら記事にしてみたいと思います。